Linuxの活用を目指して
学校の校内LANやPC教室のネットワークや授業・教材作成でのLinuxの活用を模索した時の記録です。
https://linux.sanya-net.ddo.jp

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 平成18年(2006年)から平成22年(2010年)にかけて、高校の校内LANやパソコン教室のネットワーク環境、あるいは教材作成等の中で、Linux(Ubuntu)を活用した取り組みを実践してみました。
 動機は、OSとしてWindowsしか使われていないネットワーク環境の中で、Linuxが活用できる見通しがたてば、OSの購入に必要な費用が削減でき、また情報教育という観点からも、OSというものの存在を生徒に意識させるのに、WindowsとLinuxの両方が同じパソコン教室で使える環境を構築するというのは、意味のあることなのではないか、と考えたからでした。
 
 メインテナンスを考えれば、有償のWindowsやiOSの方が対応できる業者も多く、効率が良いのはよくわかりますが、会社でも行政省庁でも使われているパソコンの大半のが、ごく限られた一、二の企業の製品であるOSを搭載したものであるということには、何か違和感を感じ続けています。

 かつて、このようなOSの現状に対して警鐘を鳴らした国会議員の方もいらっしゃいました。また、国立大学の教授の中には、学会発表等で使われるプレゼンのフォーマットがの大部分が一企業の製品に偏ってしまっている現状に対して、公平性という観点からも問題があると指摘された方もいらっしゃいました。
 
 私はすでに現役を退職して数年を経た老年ではありますが、パソコンで複数のOSから一つを選択するというような環境が実現できないものだろうか、という思いは持ち続けております。
 
 ここに掲載している内容やUbuntuのバージョンも古くなってしまっており、今はすでに役立つものではなくなってしまっていることは承知していますが、教育現場で一般的な事務処理に使われているパソコンのほとんどすべてが未だにWindows搭載PCで、授業においてもやはりWindowsを搭載したノートPC、あるいはApple社のiOSのiPadなどもかなり普及していますが、Linuxを使っているという事例は身近では聞いたことがなく、本質的には十数年前からほとんど変化しているとは思えない、ということがこのサイトの構築の動機となりました。
 
 興味ありましたら、ご覧いただければ幸いです。
 
 

※ほかにも山や野草に関するサイトや趣味のアクリル画を掲載したサイトを公開しています。
 野草や絵画など興味があったら、ぜひ、一度ご覧いただければうれしいです。
 
サイト名 概  要
山野の植物と山岳地形 日本の低地から高山帯までの311種の植物と山岳地形を紹介しています。写真はすべて自分で撮影したもの。高校の自然学習や生物教材としても活用。
山野草つれづれ日記 上記サイトに掲載できなかったものをブログ風にして紹介しています。ヨーロッパで撮影した野草も紹介しています。
日本のコゴメグサの系統に関する一考察 定年退職後、1年間静岡大学で研究生として、コゴメグサの分子系統学的な研究をしました。その結果から日本のコゴメグサのルーツに関する考察をしています。合わせて、ヨーロッパで観察したコゴメグサも紹介しています。
趣味でアクリル画を描いています ---- 光あふれる世界 ----  定年退職してから、少しずつですがアクリル画を描いてきました。風景画や静物画ですが、どれも実物を見て描いたのではなく、頭に浮かんだイメージを表見したものです。